チャプレン室よりメッセージ

10月のみことば

あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのです。

(ペトロの手紙一 4章10節)

 「賜物」という言葉は、神さまから与えられているギフトという意味です。別の言葉では「恵み」とも言うことがあります。この言葉は、ギリシャ語の聖書原典では「Χαρισμα(カリスマ)」と書かれています。カリスマというと何か特別な人に与えられている力のように思いますが、そうではありません。本来の「カリスマ」の意味は、神さまから一人一人に授けられているギフトです。

 神さまから与えられているのですから、全てが特別です。ですから人と比べる必要はありません。大人には子どもが未熟に映ります。つい、これが足りない、あれが足りないと先回りして考えてしまいます。けれども、目の前に居る子ども(モチロン大人も)、神さまの大切な存在です。神さまは、この小さな命にも惜しみなくギフトを与えてくださっています。足りないことなど一つもありません。今あるその小さな命には、神さまからのギフトが沢山与えられていて、命を輝かせています。足りないものに目を向けるのではなく、子どもたちと、神さまから与えられているギフトを感謝して、大切にし、共に喜んで歩んでいきたいと思うのです。