わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。(ヨハネ福音書15章5節)
現代社会にあって「繋がり」ということを考えてみますと、SNSのフォロワー数などが取り上げることができるでしょう。たくさんのフォロワーが居るかということはステータスのようです。しかしコロナ禍を経験して孤独を抱える人が増えたと聞きます。
人間は当然ながら独りでは生きていけません。必ず嫌でも誰かと繋がって生きています。けれども現代社会にあって多くの繋がりがあることによってむしろ孤独が広がっているのは本末転倒です。その中で聖書は、多様な社会の中で生きる上で一つの繋がりで十分だと語ります。
それはイエス様との繋がりです。しかもイエス様ご自身がこちらが嫌でも、手をほどこうとしても、振り払おうとしても手を取って繋がって下さり、たくさんの喜びと恵み、生きる力を与えると聖書は語ります。そして、この繋がりが周囲の人を大切にする心を養い育て、与えられている繋がりを大切にする心が養われているのです。
子どもたちこそが日々この体現者としてイエス様との繋がりを生きていると真に思うのです。