チャプレン室よりメッセージ

7月のみことば

主よ、お朝ごとに、わたしの声を聞いてください。(詩編5編4節)

 天地創造の御業を日々成し遂げられるごとに聖書には「夕べがあり、朝があった」と書かれています。これは、この世界の事がらが闇で終わるのではなくて、光を必ず迎えるという神様の希望が示されています。その希望は何によって示されるのかというならば、いつも神様の御声、御ことばから示されます。

 真生幼稚園の子どもたち、職員が朝のご挨拶と祈りから一日を始められるように努めているのは、正に神様の御声を聴くことから始めて、神様の光の内に歩んでいることを心に留めるためです。朝を迎えても暗い気持ち、不安な気持ちなどを抱える日は誰にでもあります。その中で「主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください」と語り掛ける神様が居ます。喜びも、悲しみも、痛みも、不安も神様に向かって「聞いてください」と願い求めていく。それが祈りです。

 祈りは単純でいいのです。「神様、今日も一日お守りください」この一言でも十分です。神様は祈りを聞いていてくださり、必ず応えてくださいます。(私の思いとは異なるかもしれませんが。)子どもたちは祈りを通して、神様が一緒に居てくださることを感じ取りながら日々幼稚園で過ごしています。そうして、本当に信頼し、心と思いを寄せていく方が与えられている喜びを感じ取っています。

どうぞご家庭でも祈りの時をお子さんと持ってみてください。神様が共に居る喜びを子どもたちと一緒に感じてみてください

チャプレン 竹田大地