チャプレン室よりメッセージ

4月のみことば

あなたがたは神に愛されている子供です

(エフェソの信徒への手紙5章1節)

 聖書に「神は愛です」という言葉があるように、神様の愛によって私たちは、神様と結ばれています。

 私が神様と繋がって安心して生きていきたいと考えていても、私たちは神様の教えに背いて、自分一人で生きて、神様から離れてしまいます。本当は、誰もが(マザー・テレサもガンジーもキング牧師も!)神様の前に正しくありません。

 たとえば「敵を愛しなさい」とイエス様が言われているのに「敵を愛する」事ができない自分に気が付かされます。そんな私をキリスト教では「罪人」と言います。

 「十戒」に代表される律法では、罪を犯したら、こうしなさいと聖書には細かく規定されています。私たちは数え切れないほど罪を犯し続けます。また、気づかずに犯した罪もあります。気づいていないのに償うことは出来ません。それでは、罪が残ったままで、天の国に行くことはできません。

 死と滅びに向かうだけの罪人の私たちを神様はそれでも愛してくださっています。私たちが罪によって死ぬことを良しとしません。だから神様は、イエス様をこの世に遣わして、十字架に架かって死んでくださいました。人間の全ての罪を赦し、全ての人が神様の愛に生かされ、平和を得るためです。

 この愛によって子どもたち、保護者、教職員は日々生かされ、互いに愛し合うことができるのです。神様の愛によって神と人、人と人が結ばれ、喜び、愛し合って成長する日々が与えられています。この神様の愛を中心にして真生幼稚園のすべての事がらは進んでいきます。私たち人間は、神様の愛をいっぱいに受けながら人生の日々を歩んでいるのです。

 この真実に生かされていることを子どもたちは、聖書のみ言葉を中心にして、色々なことから受け取り、成長していきます。新年度が始まりました。一つ上の学齢に進んだ子どもたち、新しく真生幼稚園に入園された子どもたち一人一人がこの神様に愛され、平和の内に生活を共にし、神様に導かれ、守られ、たくさんの喜びと恵みと、時に試練を与えられながらたくましく成長していく姿を楽しみにしていきたいと思います。

チャプレン室よりメッセージ

こちらにはチャプレン室からのメッセージを更新してく予定です。