チャプレン室よりメッセージ

11月のみことば

「わたしの隣人とは誰ですか」(ルカによる福音書10章29節)

これは善いサマリア人というイエスのたとえ話の際に、律法の専門家がイエスを試そうとして問いかけた言葉です。

私たちは人間関係において、自分にとって損か得かと考えます。この聖書に登場する律法の専門家の「わたしの隣人とは誰ですか」という問いにもその思いが伝わります。

そのような人にむかってユダヤ人と敵対するサマリア人が祭司、レビ人という聖職者たちが見捨てた傷ついたユダヤ人を介抱したという譬(たと)えをイエスは話されました。

イエスは最後に「誰が襲われた人の隣人になったと思うか」と問いかけます。誰が隣人なのかではなく「私が隣人となる」ことをイエスは説きます。

神に愛され、安心して園で過ごす子どもたちは、このサマリア人のようです。友だちと遊び、学び、助け合っている子どもたちの姿に積極的に誰かの「隣人となり」神の愛を実践し、成長している姿を沢山見ます。神の愛を純粋に信じ、日々の礼拝の中で聞いたことを自然に実践し、愛に溢れた光の子となっている子どもたちの成長を目の当たりにする私たちは本当に幸せです。

私たち大人もまた神様の愛によって「隣人となる」ことを心に留めて生きていきたいと思うのです。子どもたち一人ひとりの隣人となり、神の愛を惜しみなく分かち合って共に子どもたちが豊かに安心して成長する園を目指していきましょう。