園長室よりメッセージ

10月のみことば

あなたがたの名が天に記されていることを喜びなさい。

( ルカによる福音書 第10章20節 )

                                   チャプレン・園長 神﨑 伸

 「名前、それは燃える命。ひとつの地球に、ひとりずつひとつ。」(ゴダイゴ/ビューティフル・ネーム)。わたしたちには一人ひとり、かけがえのない名前がある。それは、「このように育ってほしい」「このような人生を歩んでほしい」「こういう人になってほしい」との願いと祈りを込めて、つけられた名前です。

 それが「天=神さま」にしっかりと覚えられている、聖書は語りかけます。あなたの名前はあなたの存在そのものを表す、尊く、美しいものなのだと。そのことを心において、今日もお互いを大切に呼びかけ合いたい。

9月のみことば

わたしがあなたがたを愛したように 互いに愛し合いなさい。

( ヨハネによる福音書 第13章34節 )

                                    チャプレン・園長 神﨑 伸

 「愛し合う」とは「大切にし合うこと」。目の前の相手を、お互いがお互いをあるがままに受けとめ、受け入れ、もし自分と違うところがたくさんあっても、存在そのものを尊敬し合うことです。もう、理屈を超えてしまっているようなところがありますが、子どもたちは、そしてわたしたちは、このことを肌感覚で分かっています。だから、今日もすばらしい日になりますよ 間違いなく

 大げさじゃなくてよいのです。さりげない、小さな言葉がけと思いやり。「こころとこころとの交流」を、今日も積み重ねていきたい。そこに愛があるのです。

7月のみことば

       勇気を出しなさい(ヨハネによる福音書 第16章33節)

                       

 勇気を出しなさい。聖書の元の文字では「安心しなさい」という言葉です。

 子どもたちにとって幼稚園は「安心の基地」です。保護者の方々や先生たちが、自分の肩や背中をそっと押して、元気よく探索や冒険に送り出してくれる基地。
 と同時に、子どもたちにとっての幼稚園は、冒険の途中でけがをしたり、怖い思いをしたりしたときに駆け込み、受容してもらえる「安全な避難所」でもあります。だから子どもたちは安心し、勇気を出していろんなことにチャレンジしていける。「安心しなさい」。このとっておきのひと言を、今日もたくさん語りかけたい。

                                  チャプレン・園長 神﨑 伸

6月のみことば

野原の花がどのように育つかを考えてみなさい(ルカ 第12章27節)

                      

 花を美しいと思います。この花は何 と、折々に子どもたちから聞かれますしこちらから尋ねてもみますが、なかなか覚えられません。うれしい気持ちと感謝を表すために何度も花を贈って来ました。また、頂いたことも感謝です。

 イエスさまは、「この花を見よ(=よく考えてみなさい)」と人びとのまなざしを促されました。その花々を通して、今ここに在る子どもたち、わたしたち一人ひとりの「生きる根」と、いのちの尊さに気づかせるためでした。

 今日も置かれたところで精いっぱい咲き、輝く子どもたちの姿に励まされたい。

 チャプレン・園長 神﨑 伸

5月のみことば

 

安心して行きなさい。

( マルコによる福音書 第5章34節 )

 

 「安心していいんだよ」。この言葉を、わたしたち保育者だけでなく、ご家庭でも、保護者の皆さまがどんなにたくさん語りかけていることだろう、と思います。言葉だけではなく、行動で、まなざしで、存在そのもので伝え、それをしっかりと受け取っているからこそ、子どもたちは日々、安心してジタバタすることができるのです。

 「大丈夫、怖がらなくてもいいんだよ」とも翻訳する(言い換える)ことができるこの言葉は、聖書に365回出てきます。ということは、1年365日、毎日毎日イエスさまから語りかけられていることになります だから、イエスさまに愛されているありのまま、あるがままで過ごしていけばいい。今日も、いつも、いつでも、みんなはこの声を聴くことができますよ。

( チャプレン・園長 神﨑 伸 )

4月のみことば

 

一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。

(コリントの信徒への手紙1 12章26節)

                    園長・チャプレン 神﨑 伸

 新入園の子どもたちと保護者家族の皆さま、進級してひとつおにいさん、おねえさんになった在園児のみんなと保護者家族の皆さま、おめでとうございます! こころから歓迎いたします。たくさん楽しいこと、ワクワクすること、新しいはじめてのこと、ちょっと難しいことにも勇気をもってチャレンジしていきましょうね。

 当園では毎月、聖書のみことばをひとつ覚え、日々の活動・取り組みの糧(かて)としています。子どもたちにとっての初めての社会・集団生活の場である幼稚園を、大きなひとつの「からだ」だとイメージしてみてください。そして、子どもたちはそのからだをつくりあげているかけがえのない一人、一人なのです。目だったり、口だったり、手だったり、足だったり…それぞれに、その子にしかできない、その子だからこそ天から与えられている務め(使命)があり、だれが欠けてもわたしたち真生幼稚園は成り立たちません。

 みんなでひとつ。ひとつでみんな。共に喜び、共に泣き――。そんな想いを胸に、希望のうちに新年度をスタートしたい。